
はじめまして。合同会社スタートオーバー代表の八田昭博です。
このホームページをご覧になっていらっしゃるのは、かつて仕事でご一緒させていただいた方か、口コミでご興味を持たれた方だと思いますので、簡単な自己紹介と創業の動機をお話しさせていただきます。
1965年1月神戸市で生まれて育ち、今年還暦を迎えました。インテリアメーカーで10年、生命保険・損害保険に10年余り携わり、45歳直前に病院業へ転職して15年が経ちました。
直近の勤務先では会社員としてこの以上ないほど充実した仕事と欠点だらけの自分を評価してくださる上司に恵まれました。私にとって理想の職場と思えるこの病院で65歳、70歳まで働きたいという思いがある一方で、この恵まれた境遇をできるだけ早い機会に後進へ譲るべきなのかも知れないという考えを持つようになりました。
新型コロナウィルス感染症の収束が見え始めた2023年初め頃から60歳以降の働き方について考えるようになり、昭和世代が組織に居座るよりも、これまでの経験と鍛え上げた多様なスキルを活かして、外から支援する役割を果たすことで、大きな生きがいを感じることができるようになるのではないかという考えに至りました。
この頃から病院による医療過誤や不正行為のニュースがとても多く報道されるようになりました。以前は手術中のミスや誤診といったものばかりでしたが、最近は虐待や隔離拘束、訪問看護などにおける過剰・不正請求、福祉機構からの借入における貸金業法違反など、現場とは関わりないことで糾弾されるケースが目立ちます。営利目的で参入した法人が、性善説に基づく医療制度・政策を踏みにじっているように思えて憤りを感じます。
医療専門職はいのちを守る現場にいるため、患者優先から自己犠牲をいとわないことが多いように思います。専門職としてのスキルを磨くことに忙しく、家庭との両立が精いっぱいという状況では、経済や世の中の動きと疎遠になります。
目の前の患者さまを救いたいという純粋な想いで働く人々が、少しでも多く報われるように、自分の持てる力を出し尽くし、一人でも多くの医療専門職へ貢献したいという思いからこの会社を創業しました。